ユーザビリティを考慮する上で、利用者(ユーザー)の環境によって画面(ディスプレイ)の
解像度の”違い”があることを頭に入れておかなければなりません。
解像度が高いと凝縮されて色合い等が"濃く"映ります。逆に解像度が低いと"薄く淡い"色合いになります。結局細かくホームページの色合いに拘ってもユーザーのPC環境に左右されてしまうので過度に神経質になる必要はありません。
解像度はホームページ(サイト)全体の大きさにも影響を与えます。サイトを作成する際には、解像度の違う環境での
ブラウザチェックを行ってください。
自分が作成している環境での映像がすべての人にも同じ様に映っている訳ではありません。
仮に解像度の高い環境でサイトを作成し、この大きさでバッチリ!などと思っていても、解像度の低い環境でサイトをみている他のユーザーにしてみれば「画面に入りきらないやんけこのサイト!使いにくいな~」といったことが起こります。
これが縦に長い分にはかまいませんが、横にスクロールしなければいけないサイトなどは操作性が悪く使いにくいですよね?
解像度の高い環境の人も、低い環境の人も、平均して確認できるようにホームページ(サイト)全体のサイズを考慮しましょう。
私の経験で言えば、幅は最大でも900PX(ピクセル)以内にとどめた方が無難です。
文字で使用する単位も相対サイズでの単位を使用するなど、ユーザー側でも文字サイズが変更できるように心がけましょう。
(文字単位、形式については「
ユーザビリティ/文字サイズ変更」参照)